卒業録音は愛

愛を確認
愛を確認
今年も卒業録音の提出期限がやってきました。

早くから録っておいても、提出がどうしても締め切りギリギリになってしまうので、聴いてくださる検定委員の先生方には申し訳なさしかありません。

もちろん録音に至るまでのレッスンの過程が重要で重いのは言うまでもないのですが…

なぜ提出がギリギリになるのか!?

それは、申請書の指導者記入欄!

これ、何を書いたら正解?と 最初の年は本当に困りました。
指導の言い訳に繋がるよう内容(部活が忙しいとか他の習い事がどうのとか)は書きたくないし、かと言って欄に白い部分がたくさん残るのも先生方には失礼だし…

また個人的には、娘の録音を初めて出した年は、欄には母娘であることを敢えて書くのか敢えて書かないのか、とても迷った末、正直に書きました。それによって聞き方に変化がないことを願って。

翌年以降は敢えて母娘であることは書いていませんが、狭いスズキの中ですからもう分かってしまうようで、かえって私を励ましてくださるお言葉を多くいただくこともありました。

この通信欄を誠実に埋めようと考えて書いていると、生徒の良いところを書きたくなって、とにかく良いところをどんどん思い出すのです。

その過程はまさにその子への愛を確認する時間!
録音に至るまでの日々を思い出し、頑張りを思い出すのです。

今年は今までで1番多く提出しました。
申請書を書く前は気分が重かったのに、あら不思議、良いことを思い出しながら書く文章はさらさらどんどん筆が進むのですから、来年以降も楽しみになりました。