松本で毎年行われいているクラシック音楽の祭典、サイトウ・キネン・フェスティバル松本が20周年を迎え、その記念コンサートが9月7日と9日に行われました。
「松本の地にクラシック音楽を愛する土壌を培ったスズキ・メソード」というフェスティバル総監督・小澤征爾氏の言葉と共に、スズキの子ども達が特別出演の機会を得ました。
一般の音楽ファンをお客様に迎え、入場料1万円前後の立派なコンサートで弾かせていただくことは、子ども達にとっても指導者にとっても大いに刺激になるものです。
その出演に至るまでの娘の様子を、、、
というわけで、出演生徒はスズキ内でのビデオオーディションを受けました。
チェロ科を含め3曲。
ヴァイオリン科のうち一曲は年齢制限も設けてありました。
長女がその年齢制限にギリギリOK!
小学校入学でペースが落ちていた長女にとって、目の前の高い目標にむかってお稽古する時間を持つことが出来れば、私にとっても有難い機会。
そう思い、オーディションに挑戦することにしました。
指導者の娘であることは、審査をする全ての先生がたに分かってしまう事実です。
なので私には余計なプレッシャーがかかります。
というよりも、勝手に色々な想像をして先生方がどんな見方をするのか気になってしまって、娘に余計なプレッシャーを掛けてしまいがちなんです。
姿勢の悪いのが直らないので、「恥ずかしい」から諦めようかなと思ってしまったり。
それでも娘が頑張って集中して弾いたので、ビデオを締切日ギリギリに提出しました。
数日後に出演決定のお知らせが来てホッと。。。
娘も静かに喜んでいました。きっと喜びよりも安心の方が大きかったのかも。
それからの毎日のお稽古は、音に自信が少し出てきました。
子どもの成長には、日々の努力と大小の刺激となる環境づくりが大切であることを、改めて実感した機会となりました。
コメントをお書きください