オンライングループレッスンで交流

オンライン会議システムZoomでのレッスンはもはや定番ですね
オンライン会議システムZoomでのレッスンはもはや定番ですね

今日は井上クラス初のオンラインでグループレッスンを行いました。

しかもスズキ・メソード沖縄支部の吉川絵里菜クラスと合同です!

 

沖縄の生徒さんと一緒にグループレッスンが出来るなんて、コロナ禍で目を向けた知識と技術の結集です。

 

これまで個人レッスンはオンライン対応も積極的にしてきましたが、松本は感染状況が落ち着いてる時期を狙ってグループレッスンが出来ていたので、オンラインでのグループレッスン開催は井上クラスでは初めてとなりました。

 

というのもオミクロン株が猛威を奮う第6波が来てから、何度も対面レッスンが出来ない状況があり2月は個人レッスンもオンラインレッスンが避けられなくなりました。

1巻から10巻以上という幅広い生徒層がいて、色んな角度からの刺激がそれぞれに必要な生徒たちに、何かオンラインで出来ることはないかと考えていたら、音楽院時代からの同志である吉川先生と情報交換する中で「一緒にやってみよう!」と発展したのです。

 

吉川先生は鈴木鎮一先生の最晩年の時期に音楽院生だった先輩指導者です。

子どもたちに伝わりやすい表現と心や想像力を働かせる言葉選びに、ホストをしながら私も「勉強になるなぁ」と刺激だらけでした。

 

ここで実感したのは、スズキ・メソードのお教室は音を大切にしながら心を育てる指導を目指していること、工夫とアイデア満載のレッスンで毎日のお稽古を継続することの大切さです。

 

普段の私のレッスンとは違うアプローチでも、同じ目的地を見ることが出来るレッスンをしているクラスがあることを、私の生徒たちも実感してくれたのではないでしょうか。

これぞスズキ・ファミリーだなと感激。

まるで毎年夏に松本で開催されていた夏期学校をプチ体験できるような時間となりました。

 

 

今回やってみて、子どもたちがこの時間を楽しみにしていてくれたこと、ドキドキしながらも質問タイムも楽しんでいたこと、そして同じクラスでもこのコロナ禍にあって交流が十分に出来ない状況から、なにか明るい方向に進めたらいいなという目標が見えました。

 

吉川クラスのみんな、ぜひ夏期学校で松本に来てね!

 

 

※「ホスト」は進行中のミーティング(ここではレッスン)で不要なマイクをオフにしたり、発言者が画面で目立つようにスポットライト機能をチェックしたり、ピアノのCDを参加者に聞こえるようにオーディオ共有したりする役割です。指導する人と役割を分けて一人ホストがいた方が、進行がスムーズになります。

 

 

朝起きたら積雪15センチ。沖縄のみんなに見せたくて写真を撮ってバーチャル背景にしました。
朝起きたら積雪15センチ。沖縄のみんなに見せたくて写真を撮ってバーチャル背景にしました。